人生の勝算を読んで思ったこと/前田祐二
- 人生の勝算を読んで
- SHOWROOMとライブハウスは親和性がある
- メリット(オーディエンス編)
- メリット(アーティスト編)
- メリット(ライブハウス編)
- メリット(SHOWROOM編)
- 改善点
- おわりに
人生の勝算を読んで
人生の勝算を読んで、どう思ったかやこの本から何を学んだかということよりも読んでいく中でSHOWROOMがライブハウスと一緒に企画を立ち上げたら面白いなって思い始めました。この事について書いていきます。
ぼくは、音楽が好きだしライブハウスも好きだから、ライブハウスに行く人が増えればなって思うのだけれどもなかなか増えないのが現実。
フェスは盛り上がっているのに、ライブハウスには繋がっていかないと色々な方面から聞くわけです。ということは、フェスとライブハウスに大きな隔たりがあるのではないのかと。その隔たりや現状のライブハウスの課題をSHOWROOMで改善できるのではないのかと考えてみました。
SHOWROOMとライブハウスは親和性がある
まずそもそもなぜSHOWROOMとライブハウスが親和性あると思ったかというと、SHOWROOMの画面がライブハウスに設置されているモニターの構図とほぼ同じだなと思ったからです。SHOWROOMの演者さんとアバターが、バンドとライブを観ている人の後ろ姿がそっくりだなって。
ライブハウスのモニターって、会場内がパンパンな時とか見ることがあるし、大体のライブハウスに設置されているから観ている人が多いのではないのかな?
もし、ある程度見る層がいるかつそれがスマホで観れるとなったら面白いなと思います。
メリット(オーディエンス編)
・最大のメリットは、毎日ライブハウスにいる感じが味わえる!!
→これは、何よりも嬉しいこと。
ライブが好きな人は多いし、毎日のように音源でなくリアルタイムで鳴らされている音楽を聞けるというのは最高です。
フォロワーとよく話すのですが、好きなバンドが増えてくると、お金が無限にあるわけではないのでライブの取捨選択が始流という事。好きのレベルやそのライブの価値(リリースツアー初日なのか通常ブッキングなのか)で選んでいきます。この選ぶというのは無くならないとは、思いますがスマホで見ることができれば、ライブハウスに足を運べなくても体感をすることはできると思います。(VRとかも流行ったらいいな)
・日本のライブは、社会人には厳しい…
→ライブハウスの開演時間を考えると、仕事を定時に上がってライブハウスに向かってやっと間に合う場合が多く、社会人は平日のライブを諦めがちです。
社会人であるため、仕事の方で融通を聞かせるのは今の日本では難しい話。それならば、エンターテイメントの方が変わればいいのではないかな?
・未だに残るライブハウス=怖いところ
→未だに大人世代にとっては、ライブハウスは怖いところという印象があります。高校生のうちにはライブを行かせられないというのもよく聞きます。(ぼくもそうでした。)
そうなると、多感な時期にライブを体感できないのは残念。
また、高校生が将来のミュージシャンであるためスマホ越しでも好きなバンドを見れたらまた変わるのではないのかなと思います。
・田舎とか病気とかでライブハウスに行けない方
→音楽が好きな人、救われてる人の中にはライブハウスには様々な理由で足を運べない人がいるのも現実です。
・ライブを体感できる人が増える!!
よくTwitterで「今日の〇〇のライブ行きたかー」見かけます。
もちろんメジャーなアーティストならライブ配信をする方もいますが、インディーズバンドはほぼ皆無です。
ライブDVDが発売されたとしても、リアルタイムとは全く違う。リアルタイムを味わえるのはライブ配信でしかないともいます。
メリット(アーティスト編)
・弾き語り配信ではなくバンドセットやライブを提供できる
→弾き語りの配信は、いくらでもできるが、バンドセットとなると少しハードルが高い。やはりライブハウスから配信できたら良いのではないか。
・小さいライブハウスで活躍するバンドは地方に行くことが難しい。
→地方の人でもYouTubeやTwitterで新しいバンドに出会えるようになった。その一方で、ライブを観ることは、依然としてハードルが高い。そこで配信をすれば、地方でもライブを観ることができるのではないだろうか。
メリット(ライブハウス編)
・ライブハウス側ライブをやれば一定のお金が入る(SHOWROOMがお金を出した場合)
→この結果バンドマンのノルマが減る
→ノルマが原因でライブハウスに出られなかったor 回数制限してたアーティストが出やすくなるのではないか?
メリット(SHOWROOM編)
・ライブハウスには、行けなくてもライブを体感できる。
→ギフトが送る人も出てくる。(アイドルオタクよりも少ないとは思うけど一定層はいるのでは?)
改善点
・音質と画質
一番の課題は音質だろう。音が割れないようにする工夫が必要。
その次に画質。ライブハウスは暗いのもあるし、現状ライブハウスでモニターに映っているのは配信としては見れたものじゃない。今はハンディーカムみたいなのが使われているが、カメラの改善が必要。
・配信の環境
配信設備がライブハウスにあるのかどうかである。
・タイムテーブル問題
対バンライブの場合タイムテーブルが出ない事が多くお目当てのアーティストが何番目かがわからない。もしこれを配信でやってしまったら、待たなくてはならずお手軽さが薄れてしまう。
・ライブハウスと同じように、音源がその場で買えたらいいのではないか。
→どんな媒体でもいいが、ライブ配信を行って、いいなと思ってもHPに飛んで、ディスコグラフィーを開き、そこからまた音源の売っているサイトに飛んでという作業は億劫に感じる人も多いのではないか。
その場でポチッと気軽に買えるようになったらより、音源が売れるのではないだろうか。
おわりに
メリットやデメリットがあるが、SHOWROOMのアプリを開けば全国のライブハウスと繋がる未来があったら面白いなって思いました。